昨日保護した仔猫ちゃん。
2時間おきの授乳に備えて、昨晩は主人がリビングに布団を持ち込んで
付きっきりでお世話しました。
ミルクの前にまずは排泄を促してやると良いということで、
湿らしたティッシュで少し刺激してやります。
自然界ではお母さん猫がそのザラッとした舌で舐めて
排泄のお世話をするそうです。
舌でうまく巻き付けるようにして飲む瞬間もあったのですが、
実際どれだけ飲めていたか・・・。
1回の授乳で1ccかせいぜい2ccがいいとこじゃなかったかと思います。
昨日から殆ど増えていません。
80g以下は未熟児と考えていいそうで、
引き続きネットで調べ回っていても、
やはり生存はキビシいとの見解が大半でした。
うんちやおしっこは順調に出ているように見えたのですが、
やはり体重がなさすぎなのが心配で、
知り合いの猫好きの方に紹介していただいた獣医さんにかかることにしました。
(私は夕食の支度があるので主人と長女と次男が連れて行くことになりました)
その車中で、長女が異変に気づきました。
「動かない・・・」
動物病院に到着した時には既に息をしていませんでした。
一応アドレナリン注射や心臓マッサージなど
やれることはやっていただいたそうです。
その場にいるのが大人だけだったら
もういいだろう、となるところですが、
子供たちが見守っていたので、やってもダメだろうと判っていても、
一応手を尽くして下さった、、、という感じだったそうです。
当然子どもたちは号泣。
普通の家庭でやれることは全部やってあった、
きみたちはよく頑張った、
(実際は私たち大人がですけど^^;)
丸一日生きていられただけでも奇跡に近い、
未熟児の赤ちゃん猫は大きくなるのが難しいんだよ、、、等々
先生は子供たちを慰めてくださったそうです。
保護した動物を診るのにお金は取らないから、
またこういうことがあったらいつでも連れておいで、とも。
(なんて素晴らしいセンセイ!)
諸事情あって一緒に行けなかった長男も号泣。
3歳の末娘だけは「死んじゃった」ことの意味がよく判らないようで
泣きはしなかったです。
主人の育猫メモ。
名前は次男が「野良猫」の「の」と「雨」の「あ」を組み合わせて
「ノア」と名付けていました。
たった一日でしたが、子供たちが小さな命とふれ合うことができて
ノアちゃんと神様に感謝です。
今ごろ天国で憩っていることでしょう。
ステッチと関係ない長文にお付き合い下さり、ありがとうございました。
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